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2013/03/04 17:35
[ あいり7歳上半期学校行事親育て ]

うちだけじゃなかった!

今日は、3月のアイリの参観日&保護者懇談会。
なんとまぁ、頻繁に参観日があること!
でも、あいりの学校生活が心配なので、こういう機会はありがたいけど。。。

今日は、あの親は来ていなかった。

参観日の途中の出来事。
ハイ!ハイ!と積極的に挙手し、当たると、
自分の席で発表するだけなのに、
わざわざ黒板の前まで歩いていって発表する積極的なあの子。
斜め後ろに座っている、
答えはわかっているけど手を上げられない消極的なアイリの方を、
「なんで手あげへんのん!?」とでも言うような口の動きで、
にらみつけているのを発見。
アイリの後ろから、その子の事を何十倍も怖い目で、
授業の最中ずっとにらみつけてやった。
その視線に気付いたのか、最初はアレ?と愛想笑いしてきたけど、
何度振り返っても、私がずーーーっと睨みつけているもんだから、
萎縮していた。仕返しじゃ!
懇談会が始まり、アイリには「ママと一緒に帰ろう」と誘ったのに、
その子と一緒に学童に行くと、楽しそうに断られたっ!
子どもって不思議。でもちょっと安心した。
やっぱ、いじめじゃなくて、喧嘩だな。

懇談会では「今年一年をふりかえって、我が子の成長を自慢」というお題で、
端から順に発表していくものだった。
もちろん、今の悩みなんて発表するつもりもなく、
お題どおり、自慢できる事だけを発表しようと思った。
「うちの子、褒めるとこなんて何もないわ〜」という保護者もいたけど、
うちは褒めることばっかりなので、発表することは山ほどある。
たとえば、ビー玉制のお手伝い表とか。
できれば、発表の順番が最初方になりたかった。

席順からいって、私は最後の方だったんだけど、
最初から2番目の人が、
「学校に毎日いってくれるだけで、花丸をあげたい!」と言い、
6月に東京拒否で2週間休んでいた事実を、涙ながらに打ち明けた。
そこで、先生と共に戦った日々の話をしてくれ、
私も泣いてしまった。
他にも、登校拒否ではないけど、学校へ何とかいかせようと奮闘する毎日の話や、
親ではどうにも出来ない事を、友達の力で切り抜けられた話を、
泣きながら報告したりと、
同じように「親育て」されてる同級生の保護者の声を聞いて、
ウチだけが大変なんじゃないわ。私だけがしんどいのでもないわ。
と、勇気が湧いた。

真っ最中に自分に起きている時は、涙なくしては語れない話も、
第三者にとっては、他人事で、簡単に解決できそうな事に聞こえたりする。
そんな事が、かえってその時の私にはよくて、
私の「アイリも登校拒否で…」という話を、「そうかぁ、大変やったんやねぇ」とか
「1年生やし、仕方ないって」と、楽観的にみんなが聞いている様を見て、
あ、今おきてる事って、客観的にみたら、それほど大変な事でもないのかも?
と思えてきた。

そのあと、6月に登校拒否した保護者を紹介してもらい、
どうやって乗り切ったのかなど、いろんな話を聞いた。
その子の場合は、校外のカウンセラーの先生に相談し、
2週間限定で休むことで、安心感を与えらしい。
その後、保護者が付き添いで授業を受け、4時間目まで同伴だったのを、
3時間目まで、2時間目まで、校門の前まで、と縮めていき、
ある日突然自分から「●●ちゃんと登校する」と言いだし、
夏休みも2学期も何もなく今に至るらしい。

私は、そこまでできないなぁ…
祖父は「一緒に教室まで行く!」と言ってるけど(笑