☆成長記録☆: エスコヤマのおかげで

2008/09/11　14:22
[ あいり２歳09ヶ月・かなむ生後11ヶ月・母の仕事 ]

エスコヤマのおかげで

あいり２歳303日　かなむ362日
仕事で、兵庫県三田市にあるエスコヤマという店を視察してきた。
朝8時すぎには自宅を出発しないといけなかったため、
父に有休を取ってもらい、保育所の送り迎えをお願いした。

でも、思ったより早く帰ってこれたので、
夫婦揃って迎えに行った。
両親揃っての登場で、アイリは嬉しくて、でもいつものペースは乱さず。
カナムも嬉しくて、でもいつものように母登場の瞬間に一番興奮し。
帰りに、保育所の前の遊歩道をみんなで散歩した。
そんな感じの、ちょっと特別なんだけど普段と変わらぬ夕方の風景になった。

最近は、毎日６〜７時台に父帰宅。
帰ってくると「パパー！おかえりーー！！！」バタバタ〜と
遊んでる手を止めて玄関まで走って（ハイハイで）いく。
いつもは６時に夕飯を食べるけど、
少し待って家族みんなで食べる夕飯は格別。
お風呂も２対２に分かれて入り、
寝る前にアイリのリクエストで、毎日トトロを観る。
こういうのが毎日続けばいいなぁ〜と思うけど、
仕事も忙しくないと困るし。
両方手に入れるってのは難しいなぁ。

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余談ですが（長文）、
小山ロールで有名な、エスコヤマ。
この前日から１週間、
京都伊勢丹で、エスコヤマはイベント出店してたのだけど、
店構えやサービスが見たくて、わざわざ三田まで出向いた。

ケーキ館、ジャム館、チョコレート館、パン館、カフェ、教室と、
いろんな部門があり、全部デザイナーが違う。ロゴも変わる。
まるで『街』のような店だった。
平日でもオープン前から行列ができるという噂は本当！
オープン30ふん前に我々も到着したけど、すでに30人は並んでたな。
全部オッサン。
「小山ロール買ってきて！」と頼まれたんだろう…。
一人10本までしか買えない小山ロールを、
全員小山ロール10本のみ頼んでいた。他にも美味しいのあるのに。

で、ここからが小山マジック。

・整理券はなく、開店と同時に注文を承り、
　でも小山ロールのみお渡しは、開店から30分経過した
　10：30からじゃないとダメという意味不明なルール。

・予約注文の方しか入れない
（単価300円でも予約さえすれば入れる）
　高級宝石店のようなVIPルーム。

・ケーキセットを注文して出てくるまで３０分もかかるカフェ。

・ジャム専門店を構えながら、
　パン専門店でも別企画のジャムを販売したり、
　ケーキ専門店やチョコ専門店を構えながら、
　カフェでは全く別のケーキやチョコを提供したり…。
　豊富すぎる商品バリエーション。

・１店舗展開で、
　周りに何もない立地にわざわざ出向かせるという作戦。

どれもが吉と出ていた。でもエスコヤマだからできる業かも〜。
全員がエスコヤマのために半日さいて来てるので、
どれだけ待たされても誰も文句を言わない。
土日なら、ケーキ買うのに２時間待ちだし。
百貨店に出店してないので単価設定が安いのもあるだろうけど、
その割にほとんどの人が１万円近く買っていくのも、
この立地作戦のおかげだと思う。
きっと私もまた高速代を払って、わざわざ足を運ぶと思う。

私が同行した目的は、売り方・見せ方を勉強するため。
パッケージデザインと、ラッピングと、陳列方法と、
包装紙や箱で所狭しとなってるであろうバックヤードを、見たかった。

小山ロール１本と、ケーキ１１コと、
ギフト用にパッケージングしてもらった焼き菓子を買い、
根っから甘いもん好きなパテシェ班は、
「せっかく来たし」と、自宅用にケーキやパンを何個も買い、
（冷凍するそうな。なるほど！慣れてますなぁ〜）
今からケーキの試食をしないといけないのに、
小腹が空いたからとソフトクリームを食べ（私もつられて…）、
さっき買ったケーキはいつどこで食べるんだろう？と思ってるうちに
「次はカフェへgo！」とケーキセットを一人１セットづつ頼み、勉強し、
マカロンも、チョコレートもたくさん買った上に
「家用に何も買って帰らなくていい？」という質問には、
さすがに引いたというか…潔く二つ返事で断ったけど、
コンフィチュール（上等なジャムのこと）は
・桃太郎トマトとバニラ
・オレンジマーマレード＆チリソース
・玉葱　と、
完全に料理しか使えなさそうなんを購入して気を取り直し、
自社の飲食店のランチタイムに間に合うように京都に戻り、
ランチと、ケーキアホほどを、小一時間で平らげたのであります。
あ、ランチについてくるデザートも食べた。
もちろん、食べる前にデジカメで取ったり、
材料や作り方を見たり考えたりしながら、
ちゃんと仕事しながら食べるのですけど。

そこで知った事。
ケーキは底無しで食べれると思ったけど、
1コぐらいで満足だわ。それ以上は苦痛だわ。ってこと。

案の定、全部食べれるハズもなく。。。
自動的にお土産もできてよかった。父は喜んだ。
で、翌日はニキビだらけになったのでした。
こういう仕事も楽じゃないんだなぁ…と痛感した。

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さらに余談。
たまたま、お菓子教室＜上級編＞をタダで見学できた。
上級編は、小山氏みずから教壇に立ち、生徒は実習無しの筆記のみ。
生徒は、恐らく同業者か、趣味でお菓子教室を開いてる奥様か。
窓越しの見学と思ったら、そんな生徒さん達と一緒に受講できた。
「（１台●十万する）バッケンのオーブンを使えば、誰でも小山ロールが作れる」
そんな事を普通に言える小山さんは、
偉そうなそぶりはなく、まだ若く、
好奇心と野心の塊みたいな、おもしろい関西の男性だった。
タダで見学してる私達に「どこから起こしですか？」と声をかけてくれ、
授業を中断してまで、私達が靴を履いて出て行くまで見送ってくれ、
「ボクもあとで京都伊勢丹でトークショーなんです。
　後で京都入りしします！」と。
そんな小山さん、下京区産まれ伏見育ち。
成功して当然！と思うような、すごいオーラの持ち主だった。

みなさんからのコメント

enoco　2008/09/22　16:44

小山ロールいいなぁ！
食べたことないんだ～。

で、オーブンのことは私も友達から聞いたよ。
雑貨屋にお菓子を卸すその友達も小山さんにも習っています。
で、オーブン～悩んでいたよ。

オーラ！浴びたい～～。

2015年01月

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